2001
大阪・梅田の「ホテル阪急インターナショナル」の1階にある複合型ビューティーサロン。横に長い200坪の空間は、エントランスを中央に設け、ヘアサロンから、ネイル、メーク、エステ、ハンドリラクゼーション、コスメ販売、カフェ、撮影スタジオの各セクションを左右に振り分けた。この2つのエリアには音響デザインが取り入れられ、自然界のヒーリングサウンドとポップミュージックによって左右の業態の区別が音でも提案された。それぞれのコーナはカウンターやテーブルの集合体と、シースルーのパーティションで区切り、天井の一部をスケルトンにして中2階フロアを設置。フロア全体をボーダーレスに、リズムを持たせながらつなぐことで、美をテーマにした大型サロンが出来上がった。