PROJECT

円形にくり抜いたアルミ板を裏から黄色に発光させ、壁面にドット状に配して眼鏡をディスプレイすることで、実際に眼鏡をかけた人の顔が並んでいるように見せる視覚効果。ファザードには眼鏡のフレームをかたどった窓を設け、街路に向かって店内自体が景観となるようデザインされている。神戸元町の旧居留地に震災後の明かりを、という思いから考えられた設計は、町の活気創出に一役買っている。店内は中央に大きな接客カウンターを設置、その中央に検眼室を設け、従来の眼鏡店の常識を打ち破った。